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佐天「上条さん、か……クリスマスはどうするんだろう」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 23:53:17.00 ID:mkDFPc6+0

・はじめに・
何が悲しくてこんな時期にスレタイにクリスマスなど付けねばならんのかと小一時間。

このスレは、前スレhttp://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1261738037/の最終話を投下しようと試みたところ、28日の大規制に巻き込まれ>>1の携帯とパソコンからの投下が不可能になってしまい、
結局投下できなかった分を、パソコンだけ今になってやっと規制が解けたようなので投下してしまいたいというスレです。
ちなみに携帯の規制はまだ続いている。

もうね、今更過ぎになるのはもう覚悟してたんだよ。
でも、前スレ保守してくれてた人と自分の自己満足のために投下する。

なんでまあ、知らん人は知らんでヌルーしてください。
ゆっくりと朝まで投下していきます。

規制はホントに氏ね




371 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 16:41:36.51 ID:pKQxNX8s0

黒子「…ふふっ……さて」

黒子「…何か言いたいことでもありますか?」

御坂妹「……」

黒子「…ご覧のように…こちらには、レベル5の能力者が二人と……ラストオーダー」

黒子「そして、あなたが最後に使おうとしていた初春も、取り返しました」

御坂妹「……」

黒子「…負けです」

黒子「あなたの、負けですよ……妹達」

御坂妹「……ふっ」

黒子「……」

御坂妹「…私の負けですって?」

御坂妹「冗談を言うのはやめてください」

黒子「……」


372 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 16:48:02.80 ID:pKQxNX8s0

ザッ

打止「…うわっ」

妹達「動かないでください」

佐天「…!ミサカちゃ…」

妹達「…あなたもです」ガシャ

佐天「……!」

一方「……チッ」

美琴「…(レールガンで…)」

御坂妹「―――お姉さま」

美琴「…!」

御坂妹「申し訳ありません。あなたにも動かれるとやっかいですので、そこでじっとしていてもらえますか?」

美琴「……っ」

御坂妹「……同じことの繰り返しですよ、白井様」

黒子「……」


373 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 17:01:16.25 ID:pKQxNX8s0

御坂妹「…あなたは私達の負けだと言いますが…」

御坂妹「…いくら強い駒を用意したところで、その駒自体は取れなくとも…」

御坂妹「…その駒の『弱味』はいつでもこちらで握ることができる」

黒子「……」

御坂妹「私達が追い込まれることなど…ありえないんですよ」

黒子「………そうですか。それは仕方ありませんね」

御坂妹「……」

黒子「では、先に一つご確認しておきたいことがございますので、よろしいですか?」

御坂妹「…何でしょう?」

黒子「……1ヶ月前」

黒子「…お姉さまに、『マフラーをプレゼントすればいい』と言ったのは………あなたですか?」

佐天「(…え…)」

美琴「……!」

374 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 17:02:43.40 ID:EV88Ai7wP
このSSのKJさんは某白い人並みに空気だな

375 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 17:03:53.42 ID:pKQxNX8s0

御坂妹「…………そうですが」

黒子「なるほど……では…」

黒子「……あの殿方に『カップル優待券』を渡したのも、あなたですね?」

佐天「……!?」

美琴「……!!」

黒子「…佐天さんに聞いた話では…上条当麻がその券を入手したのは…」

黒子「…『道を歩いていたら、誰か知らない人に渡された』ということです」

御坂妹「……」

黒子「…お姉さまによれば、あの券はなかなか手に入らないものだったようですが…」

黒子「…そんなものを、わざわざ道を歩く見ず知らずの人に、果たして貰える物なのでしょうか」

御坂妹「……」

黒子「…なら、その券を渡した人物というのは…」

黒子「もしかしたら、何か意図があって、上条当麻にその券を渡したんじゃないかと思いましてね」

御坂妹「……ふふっ、お得意の推測ですか?」

黒子「……」

376 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 17:10:37.33 ID:pKQxNX8s0

御坂妹「………私が、渡しましたよ」

佐天「…!」
美琴「…!」

御坂妹「何故だかわかりますか?…佐天様とお姉さま様」

美琴「……あんた、まさか…」

御坂妹「…私は…上条当麻様のお気持ちが、わかっていました」

美琴「…!」

御坂妹「あの方の傍にいるうちに、段々とわかってしまったのですよ…」

御坂妹「…その好意が、佐天様に向いているということが」

佐天「…!」

御坂妹「一度は…諦めかけたんですがね」

御坂妹「しかし、どうしても……その好意が私に向かないことが……嫌になりました」

御坂妹「……そこで、同じようにあの方に好意を持っているであろう、お姉さまを……利用した」

佐天「なっ…!」

美琴「……!」


377 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 17:16:54.28 ID:pKQxNX8s0

御坂妹「…正確にはお姉さまには私はこう言ったはずですよね?」

御坂妹「『マフラーをプレゼントして、受け取ってもらえなかった場合は、選んでもらえばいい』と」

御坂妹「『彼にもし、1ヶ月以内に好きな人が出来れば……その人にマフラーを渡し…』」

御坂妹「『…もし、それが出来なければ……マフラーを返してもらって、お姉さまを選んでもらえばいい』と」

美琴「……」

御坂妹「結果は、最初からわかっていましたからね」

御坂妹「…あの方は、きっと佐天様にマフラーを渡すだろう、と」

美琴「……っ」

御坂妹「…そして、お姉さまは、あるファミレスの券を手に入れた」

御坂妹「…それが、例の限定の『優待券』」

佐天「…!」

御坂妹「…当然、渡すであろう相手は決まっている」

御坂妹「…しかし…当然、彼が断るであろうこともわかっていました」

美琴「……」

御坂妹「なぜなら…私が彼に……既に券を渡していたからです」

378 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 17:21:35.91 ID:pKQxNX8s0

佐天「……!」

黒子「……それは、あなたの正体がバレないように渡したのですか?」

御坂妹「ええ…変装は結構得意なもので」

御坂妹「…そしてその券と、マフラーを持った彼が行き着く先……そこに、佐天様がいるのも、わかっていました」

佐天「……!」

御坂妹「…もう、お分かりですよね?」

御坂妹「そこからは、負の連鎖の繰り返しです」

御坂妹「…マフラーを佐天様に渡したこと、佐天さんと一緒に優待券を使ったこと…」

御坂妹「…それに対してのお姉さまの佐天様への嫉妬。そして、嫉妬から憎悪に、憎悪から殺意に…」

御坂妹「…あのように、お姉さまが狂ってしまわれることも……わかっていました」

佐天「……!!」

美琴「……あん…た…っ」

御坂妹「…お姉さまには…佐天様をあのまま消し去っていただこうと思っていたのですよ」

佐天「…!」

御坂妹「…お姉さまが佐天様を亡き者にしてしまえば……あの方がそれを知れば、お姉さまのことを、あの方は当然許すことはないでしょう」

379 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 17:23:07.25 ID:Xt55y3tU0
それにしても肝心の主人公はなにやってんだ・・・

380 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 17:25:44.46 ID:pKQxNX8s0

美琴「……」

御坂妹「…そうすれば、後は傷心の彼を、私が奪ってしまえば…」

御坂妹「…私の望みは、叶えられたんですよ」

佐天「…なんて…こと…」

美琴「…っ」

御坂妹「しかし…佐天様は生きていた。…それは、予想外でした」

佐天「……」

御坂妹「…腹が立ちました」

御坂妹「…計画通り行けば、もう存在すらしていない佐天様は生きていて……更には、お姉さまと和解までしてしまった」

御坂妹「…そして、当然のように、彼と付き合い始めた」

佐天「……」

御坂妹「…こんな事実を知って……私が…黙っているとでもお思いですか?」

黒子「…それであなたは、今日のこの日までに……お姉さまや打ち止めさんの監禁…」

黒子「…佐天さんと最も身近にいる友達の初春の洗脳といった計画を企て……自分の手で、佐天さんを抹殺しようとしたと?」

御坂妹「…正解です」

381 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 17:34:18.89 ID:pKQxNX8s0

御坂妹「…ああ、それと。お姉さまを今回監禁していたもう一つの理由ですが…」

黒子「……?」

御坂妹「…元々私は……佐天さんだけでなく、お姉さまといったライバル全てを…」

御坂妹「―――順に抹殺して行こうと考えていた」

黒子「な…!」

美琴「……!!」
佐天「…!!」

御坂妹「…もちろん、入れ替わったのはあなた達を監視するという目的がありましたが…そんなもの、後付けに過ぎません」

御坂妹「そしていずれは……その関係者であるあなた方も、同じように始末しようと考えていましたしね」

黒子「……とことん、狂ってますわね」

御坂妹「…ふふっ、言ったでしょう?」

御坂妹「私には、全てを犠牲にしてでも手に入れたい物があると」

黒子「……そんなことを……あの方が、許すとお思いですか?」

御坂妹「……最初から許して貰おうとなど、思っていません」

御坂妹「…どちらにしろ、あなた方にはここで死んでいただきますから」


382 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 17:39:41.92 ID:pKQxNX8s0

黒子「……はぁ」

黒子「あの時のお姉さまと同様…。あなたも、冷静に考えられる精神を既にお持ちになっていらっしゃらないようですね」

御坂妹「……いいえ、私は冷静です。冷静に考えた上で言っているだけのこと」

御坂妹「…今さら…これ以上何を…」

黒子「…み……です」

御坂妹「……はい?」

黒子「『詰み』です」

黒子「言ったでしょう?『駒』は、揃っていると」

御坂妹「…何が…」

黒子「『王将』を詰むための布石は…もう既に打ってあります」

御坂妹「……今さら何を言って…」

黒子「一つ一つ、自分の駒の行く先を読み…一つ一つ、その駒を進めていく」

御坂妹「……」

黒子「そして…、じわじわと……尚且つ、確実に…」

黒子「…相手に悟られないように、動きを奪う」

383 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 17:43:28.82 ID:pKQxNX8s0

御坂妹「…何をおっしゃっているのですか?」

黒子「ふふっ、いえいえ…。ただ……困っているのですよ」

御坂妹「……?」

黒子「…いつまで経っても……自分が完全に詰まれていることを、認めようとしない、わがままな『王将』がいらっしゃるので」

御坂妹「…っ、なにを」

黒子「あなたの敗因を言っておきます」

御坂妹「――――?」

黒子「…たかが」

黒子「『たかが一万人程度』で……私達に勝とうなどと、考えたことですよ」

御坂妹「…なっ…」


黒子「―――最後の一手です」

御坂妹「――――!」


384 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 17:44:32.37 ID:0kUWxBbO0
しゃべり過ぎ
佐天さん死んじゃうww

385 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 17:46:39.77 ID:pKQxNX8s0

「…こんなとこでクリスマス会か?」


―――『王将』を詰ませる


「…ったく、こっちは彼女に待ちぼうけ食らってよ…」


―――最後の一手


「一人でたこ焼き買ってるって言うのに…」


―――その駒


「…俺を差し置いてクリスマスパーティーとは…」


―――その名を


上条「…随分な扱いじゃねーか」


黒子「―――『幻想殺し』の…上条当麻と申します」


386 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 17:49:34.96 ID:AgQwGPsj0
キターーーーーw

387 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 17:49:53.22 ID:EeGuruFpO
上条さんキターーーーーーーー!!!!!!!

388 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 18:00:09.15 ID:pKQxNX8s0

御坂妹「―――!!」

佐天「―――上条さん!!」

美琴「あんた…!」

一方「…テメェ…」

初春「……上条さんっ」

打止「やっと来たの!」


上条「おう、皆さんお揃いで」

上条「…それにしても、えらい大所帯だな、このパーティー会場は」

佐天「上条さん…!」

上条「佐天さん……これまた、ひでぇ怪我じゃねーか」

佐天「…あ、いえ…大丈………あ……れ…?」フラッ

上条「…おっと」ポスッ

初春「佐天さん!」

佐天「…あ…………」クタッ

389 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 18:03:03.20 ID:pKQxNX8s0

初春「佐天さん!!佐天さん!!」

黒子「大丈夫…眠っただけですわ。直に救護もきます」

上条「おまえな……携帯で俺を呼び出したかと思えば……佐天さんはこの様だし…」

上条「……おまけに、悪い話も立ち聞きしちまったし…」

上条「…一体どういうことだ?」

黒子「…そういうこと、ですわ」

上条「……はぁ。言うと思ったけどな」

一方「……テメェ」

上条「…おう、おまえか。何してんだこんなとこで」

一方「俺はテメ…」

打止「私達はそのお姉ちゃんを助けに来たの!!ってミサカはミサカは言ってみたり!」

上条「…へぇ。そうか」

打止「うん」

上条「…ありがとな」ナデナデ

打止「…えへへ」

390 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 18:08:18.28 ID:pKQxNX8s0

一方「……おい」

上条「ん?なんだ?おまえも頭撫でて欲しいのか?」

一方「…っざけンなテメェ!誰のせいで俺たちが…」

上条「…悪かったよ」

一方「…っ」

上条「…ホントに、すまなかった」

一方「……はっ。謝って済むンなら、俺はこンなに苦労してねーよ」

上条「…はは、いやいや…それにしても…」

一方「……?」

上条「……あほ毛か…」

打止「…?」

上条「……なるほど、ね……やっぱ、俺にも関係あることだったんだよな…」


美琴「……あんた」

上条「…ようビリビリ。久しぶりじゃねーか」


391 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 18:11:12.72 ID:he0LsaMP0
御坂妹放置wwwwwwwwwwwwwwwwwwww

392 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 18:12:28.68 ID:pKQxNX8s0

美琴「……来るのが、遅いわよ…」

上条「……知らなかったか?主役は遅れて現れるもんだぜ」

美琴「……っ、あんた」

上条「…わかってるよ」

美琴「……」

上条「……わかってる」

上条「……だから、ちょっと待ってろ。…すぐ、片付けるからよ」

美琴「……バカ」


御坂妹「……」

上条「……よう」

御坂妹「……」

上条「…クリスマス、楽しんでるか?」

御坂妹「……はい」

上条「そりゃあ良かった」

393 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 18:15:49.00 ID:pKQxNX8s0

御坂妹「……聞いていたんでしょう?」

上条「…何のことだ?」

御坂妹「…私が…お姉さまを利用したこと」

上条「……」

御坂妹「…初春様を利用して佐天様を、2度も殺そうとしたこと」

上条「……」

御坂妹「…聞いていたんでしょう?」

上条「……」

御坂妹「……あなたは、私を……」

上条「…ははっ」

御坂妹「……!」

上条「馬鹿だなぁ、おまえは」

御坂妹「……」

上条「――くだらねぇテメェの妄想で勝手に進んだ話になんざ、俺は興味ねぇーんだよ」


394 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 18:18:31.56 ID:bjCn88Yi0
しえん

395 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 18:20:25.47 ID:pKQxNX8s0

御坂妹「……!」

上条「んなことより……さっさと始めようぜ」

御坂妹「…え…?」

上条「何ボーッとしてんだ?」

御坂妹「……?」

上条「―――戦えよ」

御坂妹「―――!」

上条「俺と、戦え」

御坂妹「……何を…!」

上条「テメェこそなんだ?散々俺の知り合いを妹達とぐるになってボロボロにしたくせに…」

上条「…俺とはやれないってか?」

御坂妹「…当たり前です…あなたは私の…」

上条「…ふざけんな」

御坂妹「…!」

上条「今、俺はテメェの大好きな喧嘩をわざわざ買ってやってんだよ」

396 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 18:25:36.16 ID:pKQxNX8s0

御坂妹「…っ」

上条「さぁ―――その銃で、俺の心臓を貫いてみろよ」

御坂妹「……っ!!」

上条「やってみせろよ」

上条「……佐天さんの体にやったように」

御坂妹「……それ…は…っ」


上条「―――やれってんだろうがァ!!」


御坂妹「―――!!!」

上条「……」

御坂妹「……っ、……うっ……」

上条「……」

御坂妹「……できま……せん」

上条「……」

御坂妹「……あなたを撃つことは……できない…」

397 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 18:29:05.39 ID:Y17zvAjF0
しえん

398 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 18:30:54.68 ID:pKQxNX8s0

御坂妹「……それだけは……でき……ない…」

上条「……」

御坂妹「……っ…」

上条「……あー、すっきりした」

御坂妹「………え?」

上条「…なぁ、聞いてくれよ」

御坂妹「……?」

上条「…今日さ、クリスマスなんだぜ?」

御坂妹「……」

上条「…なのに、待ち合わせの時間を過ぎても佐天さんは来ねぇし……たこ焼きが手に落ちて熱いし…」

上条「…なんでか佐天さんから電話で今さら愛の告白されるし……ツリーは点灯しちまうし…」

上条「…なんか路地の方に来いとか、意味のわからん電話来るし…」

御坂妹「……」

上条「…んで、着いてみたら……大勢の妹達に囲まれて…」

上条「…青白い顔した佐天さんが…クリスマスパーティーやってんだ」

399 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 18:37:25.78 ID:pKQxNX8s0

上条「…全くよ…。…彼氏放ったらかして、何やってんのかねぇ……このお嬢さんは」

佐天「………スー…スー…」

御坂妹「……」

上条「…情けねぇんだよ」

御坂妹「…え?」

上条「……こうなる前に、助けてやれねぇ自分が」

御坂妹「……」

上条「…前も、同じなんだよな」

上条「…俺の知らない所で、みんな傷付いてて…気付いた時には、もう遅い」

御坂妹「……」

上条「…もう、やめにしてーんだよ。……こんなくだらねぇ……馬鹿みてぇな話を」

御坂妹「……」

御坂妹「…あなたは」

上条「…ん?」

御坂妹「どうして…彼女を選んだのですか?」

400 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 18:43:10.22 ID:bjCn88Yi0
支援なんだよ!

401 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 18:43:37.09 ID:pKQxNX8s0

御坂妹「…正直に申し上げまして、あなたが誰か一人を自分の恋人として選んだことが、驚きです」

上条「……」

御坂妹「今まで誰の好意にも見向きもしなかったあなたが……なぜ、佐天様のような方をお選びになったのか」

御坂妹「…私は、それだけが…わかりません」

上条「……」

御坂妹「…お答え下さい」

御坂妹「…その答えを聞かない限り、私は納得することができません」

御坂妹「…あなたに……佐天様でなければいかなかった理由…」

御坂妹「…お答えいただけなければ、私はまた同じことを……繰り返してしまう」

上条「……はぁ」

上条「…また、くだらねぇことを言いやがるな」

御坂妹「……」

上条「…俺が選んだとか選らばなかったとか……んなことは、さして重要なことじゃねーよ」

御坂妹「……」

上条「ただ…俺には佐天さんが必要だっただけだよ」

402 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 18:56:08.14 ID:pO0QPmDS0
追いついた
支援!!

403 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 19:00:28.29 ID:pKQxNX8s0

上条「そこに理由なんてないし、選んだも何もない」

上条「最初から……決まってただけだよ」

御坂妹「……」

上条「納得できねーだろ?」

御坂妹「……」

上条「美琴にも言ったが…最初からおまえを納得させられるなんて、俺は思ってない」

上条「…それでもなお、お前が俺の周りの知り合いを傷付け続けるってんなら…」

上条「…俺はそのたびに、こうやってテメェの前に立ち塞がってやるよ」

上条「何度でも何度でも…な」

御坂妹「……で、でも…」

上条「―――その幻想を」

上条「……なーんてな」ポンッ

御坂妹「…!」

上条「…頭撫でられると、落ち着くだろ?」ナデナデ

御坂妹「……!」

404 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 19:01:45.83 ID:BmSfqEsz0
上条さんぱねぇっす

405 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 19:03:03.64 ID:pKQxNX8s0

上条「…あったけーだろ?」

御坂妹「……」

上条「…今回だけ……今回だけ、許してやる」

御坂妹「……っ」

上条「…だから、もう、こんなことしちゃ……ダメだぜ?」

御坂妹「………っ」


…フワ …フワ


御坂妹「――――!」

…なにか…降ってきてる…?

空から……まさか…

これ…は……


………雪……?



406 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 19:06:36.16 ID:pKQxNX8s0

…フワ …フワ


……この白さ……この輝き…

たった10%しかない降水確率で……降ったと言うのですか…?

…そんな……そんなことが……


上条「……綺麗だな」

御坂妹「……!」

上条「……本当に、綺麗だ」

御坂妹「……」


……そうですか

…なんとなく……なんとなく、わかった気がします

あなたが、彼女を選んだ理由が…



407 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 19:09:13.63 ID:pKQxNX8s0

御坂妹「……私は」

上条「……?」

御坂妹「私達は……もう、今後あなたたちに危害を加えるようなことはしません」

御坂妹「……と、ミサカは……あなたと、そして……」

佐天「……スー……スー…」

御坂妹「……あなたに、約束します」

上条「……ああ」

上条「……ありがとな」

御坂妹「………はい」



408 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 19:12:52.30 ID:pKQxNX8s0

御坂妹「……」


……佐天様

あなたは、この雪の白さに似ている

あなたのその…白くて淀みの無い気持ち

彼が、見とれるような、そんな……この雪の白さに……


佐天「……スー……スー…」

御坂妹「ふふっ…」

御坂妹「……佐天様」


あなたの、勝ちです





409 :1:2010/01/15(金) 19:15:20.69 ID:pKQxNX8s0

とりあえずこれで終わりです

投下が長くなってしまったり、諸々の違和感など…マジで申し訳ないです。これから精進します

でもスレ立てた時、支援や保守してくれもらえるなんて思ってなかったから、本当に嬉しかった

ありがとう。色々反省点は多いが、また縁があればよろしく頼む

そんでは、ここまでありがとう


410 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 19:15:41.71 ID:bZPkQKZ50


411 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 19:15:47.33 ID:cNLyVXWGO
超乙!

412 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 19:16:21.79 ID:Xt55y3tU0
乙、次回作もあるんだったら気長に待ってるよ

413 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 19:18:33.07 ID:XNE5b0zm0

スレ余ってるので後日談に期待

414 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 19:18:33.89 ID:l35skjq60
乙、上条さんオイシイとこ取りパネェっす

415 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 19:23:21.51 ID:4BKY1aOv0
大作乙

後日談は無いの?

416 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 19:29:09.77 ID:A5H3WaHI0

上条さんまたしてもいいとこ持ってったな

417 :1:2010/01/15(金) 19:42:07.42 ID:pKQxNX8s0
乙サンクス

後日談か…。あんま考えてなかったな。

多分、今から書いてもそのころにはスレ落ちてるんじゃないかな

保守してもらうのも悪いし。つか、落としてくれw

あと、この作品の次回作は今のところ考えてない。
一度、お正月にちなんで姫神ヤンデレ化しようかと思ったが、それも過ぎ去った思い出

今は全く別のほのぼのギャグSSを執筆中

んでは今から仕事なんで、失礼しますー

418 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 20:13:25.63 ID:Y17zvAjF0
>>417
ほのぼのかー、期待!!

419 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 20:16:52.17 ID:5VyaDoux0


420 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 20:17:18.24 ID:4C8VEYUuP
乙ヤンデレ苦手だが面白かったぜ
ほのぼのギャグか期待して待ってる

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