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安価でつまんないSS書く

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 10:42:51.39 ID:1/BzOeUjO
設定もろもろ>>2-10辺りで書く
伸びが悪ければ早くに書いてく
飽きたり無理なら宣言なしに辞めちゃう

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 10:44:22.12 ID:HWqpSNIE0
規制の対象にすらならない糞携帯がまたなんかやってる

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 10:45:33.76 ID:zM7aOSgX0
イイハナシダナー

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 10:45:59.62 ID:Famw3C3d0
>>1の半生

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 10:46:27.33 ID:sN1e/ssr0
いびきをとめれば良いってわけじゃないからな

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 10:47:22.89 ID:vgi535qu0
じじいの尿漏れ

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 10:47:28.69 ID:Famw3C3d0
>>1の前世

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 10:48:10.73 ID:Famw3C3d0
>>1の来世

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 10:48:15.71 ID:ED/IMa5w0
>>1の暴露本

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 10:48:24.84 ID:4NJsndsL0
>>1の現世

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 10:50:43.47 ID:ISAkmhz30
ふたなりのジャイアン

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 10:52:43.06 ID:1/BzOeUjO
「け、携帯が喋った・・・!!」
僕はおかしくなってなんかいなかった。断じて。
携帯が喋ったのだ。携帯電話が!!
もちろん通話中でもない。
『聞こえる?お願い気付いて…!!』
電話からはどこか聞き覚えのある女の子の声。だがその時の僕は分からなかった。だってそんなはずないんだから・・・。
「えっ・・・」
これが全ての始まりだった。人によってはイイ話に聞こえるかもしれない。だが、決してそうではなかった・・・少なくとも今の僕はそう思う。

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 10:56:46.01 ID:sN1e/ssr0
ご愛読ありがとうございました。>>1先生の次回作にご期待ください。

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 10:58:41.83 ID:1/BzOeUjO
僕は今年で24。色々あって人生が狂ってしまったフリーターだ。なんていうか運が無いのかな・・・。
純粋過ぎると言われた。女の子にはかなり騙された。
そんな人生の立ち止まり中のある朝だ。自分のイビキの音で起きた。
「おかしいな・・・普段イビキなんてかかないはずなのに・・・」
しかしなんだろう・・・おじいちゃんの尿漏れみたいな音だったぞ。一瞬聞こえた俺のイビキ。

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 11:03:36.86 ID:1/BzOeUjO
不可解に思いながら身体を起こした所で、あの声だ。
『起きた!?こっちよ!!見て!こっち!!!』
ビックリして跳ね飛んだ。急に女の子の声が聞こえたのだ。夢かと思った。ドッと汗が吹き出る。
意味が分からないが携帯電話から聞こえる。だが、有り得ない音量だ。どこかフィルターがかかったような感じで声が聴こえる。
「ヒィっ!!」
俺は情けなく叫んでしまった。

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 11:08:25.33 ID:1/BzOeUjO
俺は前世や来世は信じるし、幽霊もいるとは思ってる。だが霊感は全くないし、ポルターガイスト現象など今までに体験した事はない。
「な、なんなんだよっ!!」
俺は半狂乱に叫んだ。
『落ち着いて。分かる?私よ。ああ…良かった…!!』
意味が分からない。なんなんだこの糞携帯。最新型だけど、こんな機能有り得ない・・・!

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 11:17:25.13 ID:1/BzOeUjO
『ちょっと待って。どうしよう…。待って!!携帯壊しちゃダメ!!』
俺は枕元にあった目覚まし時計を携帯に投げつけ、散らかりっぱなしの空き缶や皿などもその携帯に向かって投げつけていた。
「ぅ・・・おおお!!?」
自分でもこの時はかなり変な顔をしていたと思う。
『待ってよ!!私はあなたを知ってる!!学校は!?あれからもう卒業したんでしょ!?いま先生やってるの?和食の居酒屋でバイトしてたよね!!ちょっと!分かるでしょ?』
当てはまる・・・。なぜ知ってる。
「えっ・・・」
俺の時間は思考回路と共に止まった

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 11:20:20.18 ID:2wZGgLB80
すげーながんばってんな

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 11:27:26.83 ID:1/BzOeUjO
「なぜ知ってる・・!!お前は誰だ!」

『待って。混乱してるあなたに今は私の事は言えない』

「なんでだよ!!悪魔?幽霊?これは現実か????!!!」

『だって…怖いの。きっとあなたは怒るだろうから…』

「怒るって・・・僕が!?・・・・あのなんなのホントお願い許してゴメンナサイ消えて・・・・・」

『それは出来ない。嫌。何も悪い事はしないから!私はあなたを知ってるの、仲良くしてた関係よ』

「は?誰だよ、意味わからん。名前を言えよ」

『言えない。でもあなたも私を知ってる。随分前だったけど…』

「僕のこと知ってるの?知り合い?ホント?じゃあ僕の名前は?」

『それも言えない。ゴメンナサイ』

なんなのだ。これは意味が分からない・・・。

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 11:35:46.18 ID:ISAkmhz30
なんか面白くなってきたんだけど

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 11:36:43.27 ID:1/BzOeUjO
しばしの沈黙。意味は分からないがこれが現実なのは分かってきた。落ち着いてきたとは思う。多分。
そこからしばらく押し問答が続いた。

「僕の名前言えないってなんだよ・・・知ってんだろ・・・!??」

『だって呼んだ事ないもの。呼び方どう言ったらいいか分からない…』

「はぁ・・・?」

彼女の声は弱気になっているように聞こえた。僕は少しテンションが上がってしまったのか威圧的に怒鳴りつけた。怖さを紛らわせたいのもあった。

「・・・・・・!!!!」

『だから言えないって言ってんでしょ!!!考えとくわよ!!!!イライラしてきたよ………!!!』

「ヒッ!!」

ダメだ怖い。俺はビビった。

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 11:44:53.29 ID:1/BzOeUjO
『あっ。ゴメン。ちょっと都合悪くなった。時間ない。また来るから。じゃ』
彼女は唐突にケロッとした声でそう告げた。
「えぇ?なに?なんなの?」

『ちょっと今はもう話せない。ゴメン。また連絡するから』

「・・・・ヒ・・ヒィ」

『そんな怖がんないで。ゴメンネ。また話しましょ。ほら。携帯触っても大丈夫よ、噛んだりしないから。今日平日でしょ?これから仕事?』

「え・・・・いや・・・・・・・」

『あ、ゴメン。ほんと時間ない。バイちゃ』

そこから携帯は沈黙する。僕はしばらく自分の携帯を離れたところから見つめたまま動けなかった。

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 11:54:31.17 ID:1/BzOeUjO
どうしよう・・・。携帯を見つめながら俺は震えていた。なんなんだろうこの唐突に訪れた非現実。
「・・・・・・・・」
しばらくビクビクしながら布団に包まっていた。
今日は特には予定はない、何か予定があったとしても平常心でいられる自信はないわけだが。幸いというべきか。
「・・・・・・おい」
話しかけてみる。
返答はない。
「・・・・・・・っ!」
恐る恐る携帯へと近付きまた離れる。それをなんど繰り返したろうか。

「・・・・・ふ、ふぅ・・・・」
携帯を手に取る。別段変わった所はない。重さもいつも通り。

トゥトゥ〜トゥトゥ〜〜♪トゥトゥトゥ〜トゥトゥトゥトゥトゥ〜♪♪

「うわぁ!!」

メールの着信音。いつもの楓ARTの曲だ。
僕は携帯を放り投げた。

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 12:06:41.21 ID:1/BzOeUjO
恐る恐る携帯に近付き何回も躊躇しながら手に取ってみる。
「なんだ・・・・」
いつものパチンコ屋の会員メールだ。今日は中々いいイベントらしい。

トゥトゥン♪トゥトゥトゥトゥ♪トゥトゥトゥトゥン♪♪

「うわぁ!!」

今度は着信音。またもや携帯を放り投げる。
床に落ちる携帯。
鳴り続ける携帯。恐る恐る覗いてみると・・・

《お父さん》

表示が見えた。父親だ。
ビクビクしながら電話に出る。身内の声を聞いたら少し落ち着いた。
父親はいつものように、「部屋を片付けとけよ」とか、「明日ゴミの日だから朝全部もってくから」などとグチグチ言ってくる。
「分かってる!うん!うん!!はいはい。分かったから!!・・・・・は?俺もちゃんとやってるし!!」
ウザくなって少しキレてしまう。普段は僕はおとなしい方なのだが、身内には結構怒っちゃう方なのだ。一人称もなぜか「俺」と自然に変わってしまう。
「はいはい。じゃ」
電話を切る。
なんだかドッと疲れた。

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 12:07:10.78 ID:7kfxmjo60
バイちゃw

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 12:22:14.63 ID:1/BzOeUjO
それから僕は出掛ける事にした。このまま部屋にいるのも怖くなったのだ。
「とりあえずシャワー浴びなきゃ・・・」
身だしなみには気を使う方だ。そんなイケメンでもないんだけど。
「・・・・・・」
携帯は毛布に包んどいた。なんか怖いから。


シャワーを浴びて部屋に戻る。携帯も部屋も何も変わった所はない。
タバコを吸いながらいつものようにムースとワックスで髪をセットする。
「・・・・・・・・」
携帯を何度チラ見しただろう。分からない。

「・・・・おい。触るぞ。触るぞ」
携帯に話しかけながら手に持つ。いつものようにトレーナーのポケットに入れる。いやダメだ怖い。カバンに入れる事にした。ウザったいけどカバン持って出掛けよう。

気温は寒いのに冷や汗が出る。僕はなるべく怖い事は考えないようにしながら家の前に置いてある自転車に乗る。カバンは前カゴ。
「そうだよ・・・・そんな怖い事ない。悪霊みたいな感じしなかったし・・・・」
自分に言い聞かせる。普段は独り言など絶対口にしないタイプなのだが。

自転車で坂道を下る。何人か歩行者や車とすれ違いその度に安心するような心地。こんなの初めてだった。
髪の長いワンピースを着た若い女の人の後ろ姿が見えた。歩道を歩いてる。その姿に誰かの面影を感じる。この感覚は僕にはよくある事だ。

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 12:34:50.08 ID:1/BzOeUjO
ところで僕はこれからどこに行くんだろう?
まぁ自分の中で答えは初めから出てる。パチンコ屋だ。
ここ2年程の僕と言えば、学生時代のバイトをズルズル続けながらフリーターになってしまった。
学校は辞めた。とある事があっていけなくなってしまったのだ。甘えかもしれないが。
楽しみはスロットとパチンコ。そのうち就職しなきゃとは思うが、よく分からない。夢はあったはずなのに。
「・・・・・・・・」
少し沈んだ気分でパチンコ屋に着く。10分足らずだ。
店内に入るといつもの喧噪。落ち着くと同時に血が騒ぐ。最近自分がクズになってきた気がする。たまに客観的にそう考える時がある。
(結構客いるな・・・良さ気だ・・・・・)
空き台を物色する。スロットだ。E掴んでやる。

その時だった。

『なにここウルサイ!!!!!!!!!タバコ臭い!!!!!!!!』

「うおぉ!!!」

僕はマジで跳び跳ねた。

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 12:47:59.46 ID:1/BzOeUjO
周囲の視線がイタい。恥ずかしい。周りの客は僕の方を見て怪訝顔だ。

『ちょっとどこいんの今!?!?暗いし見えない!!あなた何してんの!!??』

ヤバい。ホールの喧噪の中でも少し聞こえる程の声。彼女だ。カバンの中に入っている携帯。

「・・・・・・っ!!」

カバンを抑えトイレへと走る。

『……………むぅー!…………むぅがぁ!!』

勘弁してほしい。今朝の出来事は忘れようと努力していた。もう現れない、そう思い込もうとしていたのに。

ガチャ!バタンッ!!

個室に逃げ込む。
ホールは大騒ぎになってはいないだろうか。
(いや・・・大丈夫だ・・・・)
一瞬で考えを巡らす。
さっきの自分は、たぶん周りの客からは・・・急に携帯か何かの端末から、アニメとか声優の声とか、・・・そう。イタい着信音を使ってるキモオタに見えただけだろう。
うん。絶対そうだ。

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 13:00:20.01 ID:1/BzOeUjO
『どこここ?!どこいんの!!??あなたは!!カラオケ!???』
「大きい声出さないでくれ頼む外に聞こえる」


なんだか僕はこの辺りからこの声の主に対して恐怖は無くなっていた。今思えば朧げに何か懐かしさを感じていたのかもしれない。


『外にいんの?ウルサイんだけど!』

「・・・うん。ねぇ・・・あの・・・・」

『なに!!?!』

「いや・・・・」

『なんなの!ハッキリしなさいよ!!』

そもそも何をどう会話すればいいのか。というか会話する必要あるのか。出来れば関わりたくないのだが。

『どこにいるの?』
彼女はカバンの中から問い掛けてきた。

「パチンコ屋だけど」

『はぁ?あんたパチンコなんてやってなかったでしょ!!??』

「えっ・・・・・」
『……………………!!!!!!!!』
なぜかそこから説教された。

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 13:15:51.46 ID:1/BzOeUjO
『パチンコなんてお金なくなるでしょ!??貯金してんの!?仕事は!?平日の昼よ今!!休みなの??』

「・・・・・・・・いや」
『……………………!!!!!!!!!!!』

怖い。

『……………………………………!!!!!!!!!!』

「はい。・・・・いや。・・・・うん・・・・・・」

『……………………!!………………!!!!』

『どんな生活してんの!学校は卒業したんでしょうね!?当然!!!就職ちゃんとできた??』

「いや待って。あの・・・・・あなた誰ですか」

『質問に答えて!!』

「えーと・・・・・実は・・・・」

『…あ、ゴメン。ちょいムリ。ちょっといなくなるわ、また後で。電話はちょっと困るからまたメールしてちょ♪』

「は?」

『あ、電話もメールも、もうムリだったか。もう………、まぁいいや、また来るから。バイちゃ♪』

彼女は消えたようだ。

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 13:32:49.19 ID:1/BzOeUjO
どうしたんだろう。僕の日常が壊れていく。一体何が起こっているのか。
これは現実なのだろうか。精神科にでも行くか。近くに病院あったっけ。

「・・・・・・・・」

パチンコ屋のトイレの個室内でうなだれる。
あの声は他の人にも聞こえるのだろうか??僕だけかもしれない。僕が病気なだけかもしれない。そんな考えも頭を寄ぎる。誰か助けてほしい。
だが、得体の知れないこの携帯の声について、人に相談する勇気はない。心の病気なのかもしれないが、それを誰かに確定されたくない。頭おかしいと思われたくない。
というか現実のはず。僕は正常だ。頭おかしい人間ではない。

これは何かの呪いか・・・?人に教えたらその人にも何か伝染するかもしれない。危害を加えるかもしれない。僕は何を考えているんだろう。分からない分からないわからないわからない・・・・・・・・・・・・・

(・・・帰るか)
彼女もすぐにパチンコ屋から出ろと言っていたし。


だが僕は2分後パチスロ台と向かい合っていた。

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 13:54:47.64 ID:1/BzOeUjO
気が紛れる気がしたから。何より久しぶりに打ちたくなった鬼浜。普通ならあまり打ちたくないが、たまに半分運試し感覚で打つ。今日はもういい。今日がその時だ。
(朝一高確・・・!!)

左リールに黒バー狙い。特殊リプレイに心踊る。リプ連にワクワク。だがしかし千円札は飲み込まれ続ける。十枚目に差し掛かろうという時。

(キターーー!!!!!)
初めてだ。超レアなフリーズ。特攻画面。九枚役と重複したボーナスゲーム。たしか150ゲームのART確定。
久々のかっ飛びラッシュ。しかも興奮収まらぬうちに即座に男絵柄揃い。
(ブッチギリターボ・・・キターーー!!!!)

(1…2…3…4…5…6…7…8…9…10…11…12…13…14…15…16…)
パンク役がこないまま伸び続けるヤバい。16ゲームで終了。
(おkおk。よくやってくれた・・・!!)

この時の僕は携帯の声。彼女の事を一瞬忘れられた。
世の中、金だ。金が欲しい。

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 14:05:49.22 ID:1/BzOeUjO
そこからもまた凄かった。またもや即座にボーナス。しかもビッグ。七揃いシングル一回ビッグ二回。
(神がかってるwwwww)
ビッグ終了した途端にまたブッチギリターボ
(ヤベェwwwwwwwww)
またもやゲーム数は伸びる。ブッチギリ29ゲーム完走できるかもしれない。
20ゲームを越え25ゲームを越え・・・キタかも・・・・!!
(うおっしゃあああああ!!!!!!)
心の中で絶叫する。

残念な事に28ゲーム目でシングル成立。
液晶に警官登場。「そこのバイク止まりなさい!!」セリフの枠は赤色。

(止まりません!!!!!)
俺は心の中で叫びながら左リールに赤七図柄を狙う。
その時だった。

『うっ…るさああああ〜〜〜〜〜いいぃ!!!!!!!!!』
携帯から爆音。ビックリしてタイミングがズレた。
左リールに黒バーが見える・・・・・・・・・・・・・・・・・血の気が引いた。


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 14:21:05.46 ID:1/BzOeUjO
俺の行動は早かった。携帯を握り締め店の外へとダッシュ。
『…むぐぅ!!……………フヌ〜〜〜ッ!!』
喋りづらそうだ。好都合だ。この時は最早、人目などどうでも良かったが。
この糞携帯を叩き折りたい気分だった。そうするつもりだ。

もうどうでもいい。こんな女の声なんか。幽霊だろうが悪魔だろうが知るか。俺は何も怖くない。
(ブッコロス・・・!!)
わけの解らない超常現象だった。ポルターガイストとかあるもんなんだな。もう過去の想い出。貴重な体験をしたものだ。さようなら。

「しねえええぇぇぇ!!!」

店の裏で地面に携帯に叩きつけようとした時。

『〜〜君!!〜〜君!!』


その携帯の声の彼女は、僕の名前を呼んだ。間違いなく僕の本名だ。

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 14:33:52.08 ID:1/BzOeUjO
苗字を君付け。下の名前を君付け。それぞれ一回づつ。不自然な呼び方だが、名前を呼ばれて思わずハッとした。動きが止まる。この声が誰か分かったわけではないが・・・。

『ふ・ざ・け・な・い・で・く・れ・る……?』

「はぁっ・・・はぁっ・・・なんなんだお前・・・」

『……………………!!!!!!!!!』

彼女はメチャ怒った。

「いや、悪いけどこの場で叩き折るよ。誰か知らないけど、さようなら。もう出てこないで。頼むから。怖いし」
僕は断固たる決意だった。しかし彼女の発する次の言葉に衝撃を受けた。


「………ごめんね。約束守れなくて。〜に一緒に行ってあげられなかった。ゴメンネ。行けなかったの」



その彼女の言葉を聞いた途端。目から涙が溢れた。僕は涙が止まらなかった。

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 14:36:16.37 ID:WKlCVdy80
スレタイで逃げ道つくってるくせに本当に糞つまらなくてわらった

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 14:44:58.34 ID:1/BzOeUjO
「〜?〜なの?ほんとに?本物?でもどうして・・・どうやって」

僕は彼女であろう名前を呼んだ。彼女しか考えられなかった。

『分かる?分かった?声ちょっと変でしょ。こんな声しか出せないの今……』

「・・・・・・・・・」

僕はなんと言っていいのか分からなかった。話したい事は山ほどあったつもりなのに。涙が止まらない。嗚咽も止まらない。

『………………………』

「・・・お願い。・・・・・・話して。なんでもいいから・・・・・。・・・・・声聞きたい。・・・・少しでも。・・・・いっぱい・・・・・」

彼女はあの時のように話し始めた。

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 14:55:41.81 ID:1/BzOeUjO
サバサバした口調。明るい口調。彼女だ。声は少しフィルターがかかったような声だが・・・・

『泣かないで。泣かないで。話せないでしょ』

その時の僕はこのまま何時間でも泣き続けられそうだった。

「・・・・・・ほんとに・・・・どうして。どうしてどうやって・・・幽霊・・・・?」

『うん……ゴメンネ。ちょっとは言ったし、知ってると思うけど、あの時の私、ホント大変でつらかったの…………』

「やっぱり・・・・!!ちょっとだけ・・・・ちょっとだけ・・・・まだ生きてるかもって・・・またいつか偶然どこかで会えるかもって思ってたのに・・・・もう・・・死んでるの・・・嫌だ・・・嫌だよ」

『ゴメンネ。何も話さなくて。いっぱい隠してた。私はあなたに嘘ばかりついてた。騙してたの。ゴメンネ私あの時おかしかったの…………あなたは私を支えてくれてたのに……』

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 15:10:45.21 ID:1/BzOeUjO
「もっと話したい。ずっと一緒にいたい。手を繋ぎたい。顔を見たい。抱きしめたい。出てきてよ。なんで声だけなの」

その時の僕はこんな事を彼女に言ったと思う。

『ゴメンネ。それは無理なの。時間はずっとはもらえないの』

「なんで・・・・・!」

僕はイロイロまくし立てた。聞きたかった事。分からなかった事。
ずっと真実を知りたかった。何が嘘で何が本当か分からなかったから。
君の事を忘れた事なんてない。今でも好きなんだ。

『うん…うん…。…………………』
彼女は話しづらかっただろう事も少しづつ話してくれた。
僕にとってショックな事実も多かったけど。
『…そうなの。…ゴメンネ。…〜の言っていた事は本当。…私は嘘つき。でも違うの……、…うん。………ゴメン。……………約束は破るつもりじゃなかったの。守れなかったの…………』
どのくらいの時間だったかは覚えてない。でも僕は今でも後悔している。
せめて「好きだよ」って言いたかった。今思えば言えてない。昔は恥ずかしかったから。
あのパチンコ屋の裏では・・・とても混乱したし言えなかった。

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 15:22:23.58 ID:1/BzOeUjO
「せめて・・・それなら・・・〜の家に行きたかった。・・・あんな関係だったから住所も何もまだ分からなかった・・・・・あのあと調べようもなかった・・・・・せめて、真実を知って思いっきり泣きたかったのに・・・!!!」

『…………ゴメンネ』

『見栄や虚勢ばかり張り続けて、少しづつおかしくなっちゃったのかもね』
彼女は最期のメールにあった文面と同じ言葉を告げた。本心だったんだろう。そしてお別れの言葉を告げた。
「そんな・・・・・・」
僕はあれほど泣いたのはなかった。あの当時以上だった。過呼吸になりそうだった。この先も、あれほど泣くのは二度とないだろう。

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 15:34:12.26 ID:1/BzOeUjO
「どうして・・・!」

『………うん。………そう。…………うん病気だったの……。…………違う。……………親は仕方ない。ゴメンネ』

『私の事は忘れて。ゴメンネ。ありがとう。私に気は残さないで。全てが腐るから。』

『たまーに、昔バカな女がいたな〜って、思い出してくれたら嬉しい』

『私はちょっくら先に行く事になったけど、お前は余生を楽しんでおけよ♪』

いっぱい彼女の言葉や気持ちを聞けたはずなのに、それでも僕は今だによく分からないかもしれない・・・。どうやら彼女は[物事をジャンル分けして頭の中で別々の箱にしまっておくような思考]だったらしい。
年下なのに、ホントに大人びてた。ちょっと怖い時もあったけど。明るくてよく喋る面白い子だった。とても綺麗で可愛かった。

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 15:55:30.82 ID:1/BzOeUjO
彼女はあれから現れていません。三ヶ月前の話です。これで終わりです。

ちなみにこれは実話です。SSじゃなくて。信じてくれなくても、バカにされてもいいんだけどさ。
この話は誰にも話してないけど…久しぶりの休みで家でダラダラしてたら、何か形に残したくなった。ブログとかやってないしここ借りました
なんかいきなりスレ立てて勝手に日記帳にしてもあれだから、VIP風なスレタイにしました。
創作や妄想や僕が病気なわけでもない。彼女がパチンコ屋で急に携帯から大声で叫んだ時、周りの人もその声に驚いていたから。真実です。彼女は僕に会いにきてくれた。
安価で何を指定されても、こじつけてあの時のこと書くつもりだったけど、偶然にも安価があんなので驚きました。


43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 15:57:30.36 ID:1/BzOeUjO
今でも泣く時あるけど。整理ついた。良かった

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 16:19:40.13 ID:CJ9DhwOPO
>>1
泣いた(´;ω;`)
俺はアホなVIPPERだが携帯に切り替えてマジレスさせてもらう。数時間前にチラ見した時は鼻で笑ってスレ閉じてすまなかったの

こんな事あんだな(´;ω;`)奇跡だな
いや嘘の創作かもの可能性を消すことはできんけど、信じたい。良かったな>>1
細かい事情は分からんかったが感動した(´;ω;`)


45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 16:32:22.35 ID:CJ9DhwOPO
1よ。しかしパチスロの描写とかあそこまで必要だったのか?実際にあったのかもしれんが

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 16:54:20.20 ID:1/BzOeUjO
ありがとう。スロットは実際あんなんです。なんか書いてて沈んできたので気分変える為により書き綴ってしまいました

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